7.つむじと植毛

植毛はつむじなどの後頭部にも可能ですし、特別生着が悪くなることもありません。つむじは毛髪が放射線状に生えているため、毛髪の流れにそって植毛することで自然なつむじを作ることができるのです。しかしヘアライン付近と比べると密度がなんとなくとれていないように感じたり、はっきりした発毛になっていないという不満もあるようです。そのため、つむじのある後頭部の発毛を積極的に推奨しないクリニックもあるとのことですので、つむじへの植毛を考えている場合には、事前にきちんとした相談や情報収集を行うことが大切です。

後頭部への不満点として、ひとつにはヘアの本数を多く必要とすることでしょう。もともと後頭部は広い範囲となりますので、毛髪の量が少ないとまばらに見えやすい傾向があります。例えば後頭部の5センチ四方への植毛を行うとしたら、ヘアラインと同程度の密度にするためには1000本が必要になってしまいますし、それを広い範囲で行わなければなりません。つづいて、ショック現象などを原因として、元々の毛髪が脱毛を起こしてしまったために、本来ならプラス部分であるはずの植毛分が相殺されてしまうこともあります。

それから、角度による見え方の違いがあります。ヘアラインの付近は正面から発毛の具合を簡単にチェックできるのですが、後頭部や頭頂部は鏡で上から見ますので、どうしてもまばらに見えやすい傾向があるのです。そのため、すべて完了しても細く短い毛髪が確認しにくいため、同じ状態であっても薄く見えやすくなってしまうのです。

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